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産後記

久々のupです。

去る6月2日に次男が誕生しました。その後かれこれおよそ6週間ほどは赤ん坊のお世話と自分の回復に専念しまして、徐々に家事や外出を始めている現在です。

 

2児の「妊娠-出産-産後」を経て感じたのが、妊娠期間には出産までの準備はあれこれ用意しているものの、産後への準備というか心構えはほとんどしていなかったということ。

していなかったというより、個人的に重要性をあまり理解していなくて情報収集にも至らなかったというのが正しいです。

そしていざ出産し、産後を迎えるとさまざまな衝撃を受けるのです。主なところ下記の3つがあげられます。

 

①出産で使い果たした自分の体はぼろぼろ

②頻繁で不規則、不慣れな授乳

③赤ん坊はなぜ泣いているの?

 

どうしたら楽になるの?そのために私はどうしたらいいの?という出口の見えない負のスパイラルに突入するのです。今回は私が受けた産後の衝撃をそれぞれ振り返ってみたいと思います。

 

①出産で使い果たした自分の体はぼろぼろ

2回の産後期間を通して(2回目は現在進行中だが)言えることはまず、

産後1ヶ月は極力あれこれしない!極力周囲の人々の手を惜しまずに借りる!

ということです。多少元気になってきたーと思っても産後1ヶ月経つまではしない!

 

逆にしなければならないこと、それは

i) 授乳とオムツ替え

ii) 自分の心身をメンテナンス(回復するための休養)

産後1ヶ月は赤ん坊と自分のことに専念する期間なんですね。

 

長男出産の産後は少し回復してきたと思うと、あろうことか家事、PCやスマホでのネットサーフィンなどガンガンやってしまっていました。

 

するとどうなるか?

頭痛、肩こり、腰痛、恥骨痛、イライラ…など次々心身の不調があらわれました。

結果、本来すべきである授乳やオムツ替えが苦痛で仕方なくなり…自業自得ですね。

 

ということで、今回の産後は授乳とオムツ替え以外はまず横になっていました。

座っていると自分の体重が骨盤にそのままのっかるので負担が大きいです。眠らなくても横になり、出産で最も疲労している骨盤への負担を少しでも軽くすることが重要です。

 

また、「産後は目を休めなさい」「目に負担がかかるからなるべく使わないように」と言われるように、無理をすると眼精疲労に伴う頭痛、肩こりがあらわれます。

パソコン、スマホ、テレビ、新聞、本…日常の楽しみは目を使うことばかりですね。

産後1ヶ月は極力がまんです。

 

②頻繁で不規則、不慣れな授乳

出産が終わるとまもなく母子が乗り越えるべきステップは授乳です。

状況としては「赤ん坊はうまく吸えない、母は授乳に慣れていない(経産婦でも忘れています)」。

 

産院入院中も何かと授乳です。授乳のリズムもできあがっていないことが多く、「今飲んだばかりなのにまた?」ということや、「ずっと寝ていて全然欲しがらないけど大丈夫?」ということも。私も授乳に振り回されてばかりでした。(今も…)

 

授乳リズムのほか、授乳作業そのものにもさまざまな負担が発生します。

乳房トラブルとしては、乳頭にキズ、乳頭の形、乳腺炎など。

特に問題なくても、最初は母乳の出もイマイチで足りているのかどうか気になるところです。

 

出産後、赤ん坊の体重は一時的に減ります。その後は元に戻っていくのですが、減り幅はなるべく最小限に抑えたいため、赤ん坊の体重変動には注意が必要です。

このため、入院中は母乳量測定といって、授乳前の赤ん坊の体重測定→授乳→授乳後の赤ん坊体重測定という作業を頻繁にします。私は退院前日の夜中までも測定していました。 

産院入院中は家事をしなくていいし、楽だーと思っていた産前の考えは甘く、疲労した体で慣れない授乳に母子で四苦八苦していたのでした。

 

退院後は徐々に母乳がビュービュー出るようになります。特に夜間。母乳分泌のホルモンが活性化するためです。

 

ところでよく、母乳をたくさん出すために良い食事をとりましょう、と言われますが、普段料理が超苦手な私は内心、「何を食べればいいんだ!?ただでさえ疲れているのに、どんな料理を何品作れというんだ?!」と思っていました。

 

ところがこの疑問は産院の助産婦さんからの説明で、案外簡単に解決しました。

用意すべきはご飯と具だくさんの味噌汁。

白いお米は母乳分泌に良いとされています。

味噌汁には、家にある具になりそうな野菜などを入れて作れば簡単です。

というわけで私のとある日の昼ごはん。

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 日中、夫と上の子はいないので、1人で昼ごはんを食べることになります。

そのためだけに作るのは面倒なので、前日に多めの味噌汁とご飯を用意し、残った分を食べるようにしています。

ご飯はそのままよそってふりかけをかけたり、おにぎりにしたり。

この日の味噌汁はとうふ、わかめ、たまねぎ、えのきです。とうふ、わかめ、たまねぎは定番にし、きのこ類を日によって変えています。

これに納豆を添えて昼ごはんとすることが多いです。納豆でなくても、漬物とか、昨晩の晩御飯のおかずの残りとかを合わせるとそれなりの昼ごはんとなります。

 

料理苦手で面倒なタイプの私にはこの方法がぴったりでした。母乳の出も促進されています。授乳中は白いご飯を数杯食べても母乳でどんどん消費されていくので太りません。

 

水分も1日2リットルを目標に飲みまくっています。これも母乳に水分をどんどんとられるので、油断していると母体は一気に水分不足です。肌は乾燥しまくり、便秘、腎炎など…想像すると恐ろしいですね。

 

授乳する姿勢も重要です。

授乳するときには授乳枕を使用しますが、高さが合っていないと無理な姿勢で授乳することとなり母の体に負担がかかります。また、椅子に座るのか、布団や床に座るのかによっても姿勢が異なるので、自分が楽な姿勢を見つけて授乳することが大切です。

かく言う私も無理な姿勢で授乳しているようで、特に肩こりがひどいです…つらい!

 

③赤ん坊はなぜ泣いているの?

授乳した、オムツも替えた、しかし泣き止まない!

母をしていると一番苦しい状況です。ついさっきもうちの赤ん坊はなぜかずっと訳もわからず泣いていました。

 

うちの赤ん坊で言うと、考えられる原因としては

  • おっぱい飲み過ぎて、又はげっぷがでなくて気持ち悪い
  • うんち出そうでお腹痛い、でも出ない
  • 暑い、寒い
  • 眠たいけどうまく眠れない
  • 甘えたい、抱っこ~

でしょうか。

圧倒的に多いのは、大声で切れ目なく泣く、「お腹すいた、おっぱいくれー」という訴えですが。

 

泣き方にも違いがあります。

  • おっぱい飲み過ぎて、又はげっぷがでなくて気持ち悪い:抱っこしていると大きなげっぷが出る
  • うんち出そうでお腹痛い、でも出ない:お腹が痛くなるときだけ泣く。間欠的。
  • 暑い、寒い:脱がせたり冷やしたり、着せたり温めたりすると泣き止む
  • 眠たいけどうまく眠れない:抱っこすると落ち着く、しばらくすると寝落ち。
  • 甘えたい、抱っこ~:抱っこすると落ち着き、その後寝かせると落ち着く。

といったところでしょうか。

 

泣いたらとりあえず抱っこすると良いようですが、母1人でずっと抱っこは厳しいですよね。

抱っこは周囲の人たちの手を借りれるときは積極的にお願いしています。

人手はないけど自分も手を離せないときは「ちょっと待っててねー」「今行くからねー」などと声をかけつつ、少し泣かしておかざるを得ないこともあります。また、ながら抱っこでとりあえず抱っこしていることもあります。

 

出産という大仕事により疲労している母体にむち打って、育児による心身への負担と戦う日々となりますが、同じ状況のお母さん方、共に頑張りましょう。